外科・脳外科
外科・脳外科
けがをした時などにどの診療科に行くか、迷われることと思います。「外科」は、けがやできものなどを幅広く診療しています。またけがに伴う打撲や捻挫・骨折は「整形外科」が専門とし、診療しています。
脳神経外科とは脳、脊髄、末梢神経系およびその付属器官(血管、骨、筋肉など)を含めた神経系全般の疾患のなかで、主に外科的治療の対象となりうる疾患について診断、治療を行う医療の一分野と定義されています。分かりやすく言うと、脳に始まり手足に至るまで神経系全体の病気について診断、治療を行う診療科です。対象となる主な疾患は下記の通りです。脳卒中(脳の血管の病気)の原因となる高血圧、糖尿病、脂質異常症など生活習慣病の予防や治療も行います。また、脳ドックも行っておりますので、特に症状がない方でも脳の健康診断目的にぜひお気軽にご来院ください。
※パーキンソン病などの神経変性疾患は主として脳神経内科の専門領域となります。脳神経外科以外での検査や治療が必要な場合は適切な診療科に紹介させていただきます。
脳血管障害
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など
脳腫瘍
良性脳腫瘍、悪性脳腫瘍など
頭部外傷
頭蓋内出血、脳挫傷、頭蓋骨骨折など
脊椎・脊髄
変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊髄腫瘍、脊椎・脊髄損傷など
当院では、エコー検査を積極的に行っております。整形外科の検査でよく行われるエックス線検査は主に「骨や関節」を観察することにとても有効ですが、エコー検査ではエックス線検査では判断しづらい「筋肉・腱・神経・血管・靭帯・軟骨」などの軟部組織に対して検査を行います。整形外科で扱う疾患は骨や関節だけではなく、痛みの原因は筋肉や腱、靭帯である場合も多くあります。また、リアルタイムで検査が可能なため痛みがある部分を動かしながら痛みに直結する原因を知ることが可能です。また、リウマチ診療では視診、触診ではわかりにくい関節炎、滑膜炎を検知することができリウマチの早期診断につながったり治療効果の判定にも役立ちます。
整形外科における内視鏡(関節鏡)手術は〜手術のことです。従来の開創手術に比べて、体に与える負担が少なく、術後の回復が早いというメリットがあります。
当院では主に、以下の部位に対して内視鏡手術が行われます。
1. 低侵襲
切開が小さく、筋肉や組織へのダメージが少ないため、術後の痛みが少なく、回復が早い
2. 早期社会復帰
術後の安静期間が短く、早期に日常生活や仕事に復帰できる
3. 美容的
切開が小さいため、傷跡が目立ちにくい
1. 技術的な難易度
狭い視野で高度な技術を要するため、手術時間や出血量が増える場合がある
2. 適応
全ての患者様や疾患に適応できるわけではない
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